Much betterという一方で、More bigという娘の英語の発達が興味深い

はじめに

最近、娘に関する投稿が多い気もしますが、息子も誕生して娘の周辺の環境も変わり、それだけ娘に変化が多いということなんだろうと思います。

今日は、久々に娘の英語に関して記録しておこうと思います。

Much betterとMore big

私と同年代か、その上ぐらいの方だと、中学まで英語をちゃんと勉強していれば、Much betterとMore bigがどういうことなのかはわかると思います。

Much betterはGoodの比較級Betterを強調するために、Muchを付ける形で、これ自体は文法的に正しい表現です。一方で、More bigというのは文法的には誤りで、Bigの比較級はBiggerと言うべきで、これを公の場で使うと、以前書いたように、子供っぽい英語を喋る人という形になります。

まぁ、事実、誤った文法で、子供が喋っているので、たとえ大人だったとしても、子供っぽい言葉遣いの人と思われます。

さて、この表現の何が興味深いか?と言うと、文法的に誤っているので、英語を日本で学んだ人がMore bigということは殆どないと思いますが、ネイティブとして英語を学んでいる娘はこの間違いをするということと、それでも意味が通じるということです。

日本で英語を学ぶと、効率的に学ぶためにも「比較級・最上級」という単元で、各形容詞の比較級、最上級を一気に暗記して、その使い方を文法として学ぶと思います。少なくとも、私が学生の頃はそうでした。

Goodであれば、Good, Better, Bestという感じです。

また、Goodは変化が特別ですが、その他形容詞だと-er, -estを付けるだけで比較級、最上級とすることができます。

文法に沿って英語を学ぶと、このような形で、Bigであれば、Bigger, Biggestとなり、More bigという表現に触れることは無いのですが、おそらく、娘の頭の中では、「Much better」という一通りの表現がある一方で、比較級とか語尾の変化みたいなものがまだ認識されていないため、日本語で言うところの「もっと」に対応する手っ取り早い言葉として、すべての形容詞に「More」をくっつけているということなんだろうと思います。

この娘の英語の獲得の過程を垣間見て、なかなか興味深いなと思いました。

まとめ

  • ネイティブとして英語を学んでいる娘のその言葉の獲得方法が、私たちが学んだ方法とは全く違い、とても興味深いと思ったので、その点に関してメモしておきました。

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