海外でクレジットカードが使いやすい理由

はじめに

以前、どこかに書いたかもしれませんが、海外(私の知っている範囲だと、スイスとアメリカになります)で発行されたクレジットカードは、日本で発行されたクレジットカードと決定的に違い、それがクレジットカードの使いやすさを高めている部分があると思うので、ここにメモしておこうと思います。

債務の積極的な返済が可能

日本のクレジットカードだと、毎月どこかに締め日があって、翌月の決まった日付に指定の口座から指定の金額引き落とされるというのが、一般的なクレジットカードの仕組みだと思います。リボ払いとか、そう言った議論するに値しないものはここでは無視します。私も、日本にいた頃は何枚かクレジットカードを作りましたが、基本的にこの仕組みは変わらず、かなり意識していないと、翌月の支払いがいくらになるかは私には想像することすら難しい状態で、たまに収入を超えてしまうこともあり、困ったもんだと思っていました。

一方で、スイスやここアメリカで使っているクレジットカードは、クレジットカードで決済をしたのち数日すると、利用の履歴がカード会社に届く、そこまではいっそなのですが、その金額をすぐにカード会社に返済し、債務をなくすことができます。この積極的に債務を返済することができるという点が私は好きで、スイスでもアメリカでも積極的にクレジットカードを使っています。これがあると何が嬉しいかというと、クレジットカードをデビットカードの様に利用できるためです。

日本ではデビットカードの利用もあまり進んでいませんが、これは銀行のキャッシュカードでそのまま決済をし、残高の範囲でしか利用できないというものです。この、デビットカードの「残高以上には利用できない」という点と、使った金額に応じてポイントが付与され、最終的にはそれを一時帰国の際の飛行機のマイルに変換することで、1ポイント当たりの価値を最大限に高めることで、トータルで大きなリターンを得られるという点で、私は特にアメリカにきてからほとんどクレジットカードでしか決済しなくなりました。

参考までにポイント還元率に関して

私が普段メインで使っているのはAmex Goldなのですが、スーパーや外食をすると$1あたり3Pたまります。ヒューストンと羽田のビジネスクラスの往復がハイシーズンで8万マイルだったと思うので、これをカード決済でためようと思うと、$28,000ぐらいの利用で獲得できることになります。ビジネスクラスは通常であれば、$6,000なので20%強のリターンになります。通常、米国株インデックス投資の平均的なリターンが6.7%程度と言われているので、この投資の還元率が如何に高いかがわかると思います。

まとめ

  • 日本とその他の外国のクレジットカードに関する最も重要な違いを簡単にまとめました
  • 日本でキャッシュレス決済が進まない理由はこれなんじゃないかなと個人的には思います
  • また、それゆえアメリカでAmex Goldを使ったちょっと違った意味の投資に関しても簡単に触れました

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA